2日目昼食休憩 12時30分、図の△8八歩の局面で木村王位の考慮が16分を記録し、昼食休憩に入りました。ここまで消費時間は▲木村王位5時間30分、△藤井棋聖5時間43分。対局は13時30分に再開します。
取るかかわすか 時刻は12時を回りました。藤井棋聖が1時間13分の長考で放った△8六歩に対し、木村王位も30分超えの長考に沈んでいます。(1)▲8六同金は△8八歩▲7七桂△5五角▲同角△8九歩成の進行が予想されており、激しい攻め合いになる可能性があります。(2)▲8八金には△7六銀が候補手。次に△8七歩成でと金を作る狙いですが、先手がその筋を警戒するなら△8六歩に(3)▲9七金とかわし、△7六銀に▲8六金で対応する順もあると言われています。 (控室のモニターに映る対局場の様子)
ひと息 (控室では撮影用のおやつを中田功八段が食べることに) (食べたのは藤井棋聖と同じ、宮崎県産マンゴー杏仁プリンとアイスコーヒー) (「うん、おいしい。たまには甘いものもいいですね」と笑顔でコメント)
西日本新聞 王位戦七番勝負第4局の観戦記は相崎修司さんによる執筆で、西日本新聞社ほか、北海道新聞、東京新聞、中日新聞、神戸新聞、徳島新聞の各紙上において、10月10日(土)から22日(木)まで、全12譜にわたって掲載されます(10月12日は休刊)。詳しくはそちらもあわせてご覧ください。 本日の西日本新聞朝刊では、昨日の対局1日目の記事のほか、将棋欄では第61期王位戦挑戦者決定リーグ白組▲阿部健治郎七段-△藤井聡太七段戦の観戦記第1譜(大川慎太郎さん執筆)が掲載されています。
2日目午前のおやつ 10時30分、両対局者の控室に午前のおやつが運ばれました。おやつは、木村王位がグレープフルーツジュースのみ。藤井棋聖は宮崎県産マンゴー杏仁プリンとアイスコーヒーです。 (木村王位は、グレープフルーツジュースのみ注文) (藤井棋聖は1日目の午前と同じ注文だった)
大駒を使った受け 封じ手の△8七同飛成以下、▲同金△3三角▲5五角△同角▲同飛△3三角▲6六角と進みました。封じ手直後の飛車銀交換で、現局面は木村王位の駒得ですが、藤井棋聖が放った△3三角のラインも強力で、難解な形勢が続いています。控室では中田功八段と武富女流初段が、継ぎ盤で▲6六角△7五銀に▲5六飛打(変化図)と受ける順を並べています。 (▲5六飛打を指しながら「大駒の三密ですね」と武富女流初段)