2021年7月22日 (木)

△2五飛

時刻は17時を回り、98手目△2五飛まで進みました。現局面の駒割りは▲金銀△角桂の交換。先手は自玉が安全でも、持ち駒が金歩の2枚しかないため、まだまだ難しい局面です。

そして両者ともに消費時間の合計が7時間を超え、残り1時間を切りました。

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(地元の名物の「ありまサイダー」。右はドロップス)

▲8三銀

豊島竜王が銀取りに飛車を回った局面で、藤井王位は▲8三銀と打ちました。以下△2四飛には▲7四銀成とし、6四の角を狙うのが好手順のようです。苦戦と見られている豊島竜王ですが、うまく踏みとどまれるでしょうか。

残り時間は▲藤井王位1時間13分、△豊島竜王1時間32分です。

豊島竜王

鼓ヶ滝

中の坊瑞苑から15分ほど歩いた場所にある「鼓ヶ滝」。上下2段で落ちる滝の音が山々にこだまし、鼓を打つ音に似ていたことが名前の由来になっています。残念ながら、現在は岩の形が変わったため、その音は聞けませんが、六甲山の清らかな水とともに、森林浴を楽しむことができます。

鼓ヶ滝

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藤井王位は上図の△4一飛の局面で▲3三馬と切りました。代えて▲2五馬と逃げては、相手に反撃の手番が渡るため、本譜はそれを許さない決断の一手です。以下△3三同金に▲3五歩と進んでおり、藤井王位としては、このまま先手、先手で厳しく迫りたいところです。

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本局は神戸新聞・北海道新聞・東京新聞・中日新聞・徳島新聞・西日本新聞の各紙上において、鈴木宏彦さんによる観戦記が9月25日(土)から12譜にわたって掲載されます。ぜひ、そちらもあわせてご覧ください。

本日の神戸新聞の朝刊には、第32期女流王位戦五番勝負第2局▲里見香奈女流王位-△山根ことみ女流二段戦の第6譜(諏訪景子さん執筆)が掲載されています。