王位は湯水のごとく時間を使う 77手目▲2五桂打と銀香に当てられたところ、藤井王位は30分の考慮で竜取りに香を成りました。図の局面までの消費時間は▲豊島1時間28分、△藤井5時間4分。豊島九段は昼食休憩後は26分しか使っておらず、藤井王位との残り時間差は3時間30分を超えています。 (藤井王位は残り時間差をいとわずに考えた)
控室の継ぎ盤 (澤田七段が継ぎ盤を挟む) (観戦記担当の小池大志さんが相手を務める。AIの知見を披露することも)愛知県出身の両者による七番勝負、愛知ゆかりの(故)板谷進九段門下同士の継ぎ盤が加わりました。明日の夕刊用に中日新聞社のリクエストでマスクを外して撮影されているところ、同時に写させてもらっています。 (和服姿の小林健九段が2面目の継ぎ盤に) (難しい顔で考える杉本昌八段は名古屋市出身でもある)
国宝犬山城(1) ホテルインディゴ犬山有楽苑から木曽川のほうに出て国宝の犬山城を目指しました。現在、犬山城天守は犬山市が管理しています。 (気温は35度ほどだったようだ。目指すは小高い丘に建つ犬山城) (犬山城まで200メートル地点の石柱) (木曽川支流の郷瀬川沿いに巻いていく。森林浴のような香りがした) (さらに登っていく) (敵を食い止めた黒門の礎石が残っていた) (天守閣に接近。最上の四階は回廊となっている)
封じ手封筒 16時過ぎ、封じ手の定刻まで2時間を切りました。いくら激しい展開だったとはいえ、1日で終わってしまうことはまずないでしょう。控室では封じ手の封筒が出番を待っています。 (別途用意の封じ手用紙に記入される封じ手を入れて保管する封筒) (封筒には両立会人の揮毫が入る)
挑戦者の猛攻だが 豊島九段は銀を犠牲に食いちぎった桂を歩頭に打ち捨て(45手目▲2四桂)、さらに香も捨てる猛攻に出ています。上図から△1五同香▲2四歩△1四金▲2三飛△3二玉▲2一飛成△同玉▲2三歩成△同桂▲同飛成△2二銀打▲1四竜と進みました。先手は金を取り返したものの▲金桂桂△角銀香で後手の駒得。△1一香▲2五竜△2四歩と収めてしまえば駒得が生きると見られています。 (豊島九段は駒損に見合う戦果を挙げられるか)