1日目対局者の昼食 昼食は藤井王位が松花堂弁当、小鉢(甘長焼浸し、フィッシュカツ)。永瀬九段が鉄火丼、小鉢(半田そうめん、しらすおろし、ポテトサラダ)、アイスコーヒー、ホットコーヒーです。 (藤井王位の昼食。松花堂弁当に小鉢が2つ) (造り。鳴門鯛、本マグロ、妻一式) (焼物。すだち鰤幽庵焼き、はじかみ、鳴門金時檸檬煮) (炊合せ。新蓮根饅頭、阿波尾鶏そぼろ餡掛け、グリンピース、木の芽) (油物。鱧フライ、梅肉ウスターソース、香味野菜) (凌ぎ。茶碗蒸し。しいたけ抜き) (食事:自家製ふりかけ梅鰹ご飯、上椀:赤出汁、香物:二種盛り) (水菓子。梅氷室) (小鉢。甘長焼浸し) (小鉢。フィッシュカツ)
1日目昼食休憩 12時30分、昼食休憩に入りました。この局面で永瀬九段が使った時間は23分。ここまでの消費時間は▲永瀬44分、△藤井2時間8分。昼食の注文は藤井王位が松花堂弁当、小鉢(甘長焼浸し、フィッシュカツ)。永瀬九段が鉄火丼、小鉢(半田そうめん、しらすおろし、ポテトサラダ)、アイスコーヒー、ホットコーヒー。対局は13時30分から再開されます。(飛龍)
1日目の午前から竜ができる 上図から▲5三桂成△同金▲4二歩成△3三桂▲2九飛△4二金▲2三飛成と進みました。先手は桂損の代償に竜を作る展開です。12時を回って藤井王位は△9五歩と端に手を出しました。 (昨日、検分後に渭水苑の庭で記念撮影に臨んだ)
局面が動く 上図は先手の飛車先交換に△2三歩と追い返し、▲2五飛と五段目に構えたところ。森内九段はすかさず「あまり見ない」と反応しました。▲3八角や▲4七角から▲7五歩で桂頭を攻める狙いがあり、後手はゆっくりしていられないと指摘します。 △5五銀▲5六歩△4六銀▲4五桂△4四歩で桂が捕まったところ、永瀬九段は▲4三歩と垂らしました。▲4二歩成△同金▲2三飛成で竜を作る狙いがあり、△4三同金も竜を作られます。 (テンポよく進める永瀬九段。研究手順と思われる)
1日目午前の控室 (森内九段は封じ手封筒の準備をしていた) (武市七段も署名) (書き上がった封筒。封じ手まで出番を待つ) (武石七段が清水女流七段に必至問題を出題していた)日本将棋連盟会長でもある清水女流七段は、正解するとしばらくして控室をあとにしました。出題された必至は来月上旬発売の『将棋世界』誌10月号に掲載される予定です。
1日目午前のおやつ 10時、両対局者に午前のおやつが出されました。両者ともに季節の和菓子と抹茶で、藤井王位が藍しじら、永瀬九段は初秋。藍しじらは藍染めエキスを使い、しじら織をイメージして作られ、初秋にはなると金時が使われています。永瀬九段はほかにホットストレートティーも頼んでいます。 (藤井王位のおやつ) (藍しじら。涼やかな色合いが層を成す) (永瀬九段のおやつ) (なると金時を使った初秋)