2026年5月 8日 (金)

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▲服部-△杉本和戦は後手の歩頭桂に相手をせず8八銀を取らせたかと思えば、先手も飛車取りを無視して歩頭桂を放ちます。△7五同歩に▲7四桂と追撃して、(1)△同金なら▲6一角成△同玉▲6三銀の寄せを狙います。実戦は(2)△7一金と受けましたが、▲8二桂成△同玉▲5二角成と進み、先手ペースと見られています。

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▲齊藤優-△永瀬戦は、一進一退の攻防が続いてます。図は齊藤四段が▲7三桂と打った局面です。飛車取りをかけながら△6一玉に逃げ場所を防いでおり、(1)△7三同金は▲5三銀△4一玉▲3三歩が攻めの一例で、後手玉への包囲網を張れます。そのため桂は取れず、(2)△2一飛など逃げる手になりそうです。ほかには、控室では勝又七段が「(3)△3五歩▲8一桂成△8八角にはどう指すのかな」と話しています。後手は攻め合い勝ちを選ぶ手もありそうです。永瀬九段の次の一手で、方針が大きく分かれそうです。

Dsc_0060_2(永瀬九段は攻めるか受けに回るか、分岐を迎えている)

Oui2026050802018484手で、古賀六段が佐々木勇八段をくだしました。終局時刻は18時14分。消費時間は▲佐々木3時間34分、△古賀3時間20分。勝った古賀六段は4勝1敗、敗れた佐々木勇八段は1勝4敗になりました。古賀六段は、プレーオフ進出に望みをつなぎました。

Oui20260508020174図は▲佐々木勇-△古賀戦の18時頃の局面です。先手の佐々木勇八段が懸命に攻めていますが、△2三香と打って▲4三金までの詰みを防ぎ、後手玉は安全な格好。形勢は、古賀六段が勝勢といってもよさそうです。

Dsc_4915 (古賀六段)