2022年8月25日 (木)

お~いお茶杯第63期王位戦七番勝負第4局▲藤井聡太王位-△豊島将之九段は95手で藤井王位が勝ちました。

終局時刻は17時48分。消費時間は、▲藤井聡7時間15分、△豊島7時間39分(持ち時間各8時間)。

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これで七番勝負の成績は藤井王位3勝、豊島九段1勝となりました。

第5局は9月5日(月)・6日(火)に静岡県牧之原市「平田寺」で行われます。

▲4一銀

△3七歩の局面で長考していた藤井王位は、▲3三銀成△同桂に▲4一銀という鋭い捨て駒を放ちました。(1)△同玉は▲4三銀で後手の受けが難しく、(2)△6二玉は▲7三銀、(3)△6一玉は▲7三桂で、それぞれ先手の寄せが決まりそうです。

木村九段
(木村九段は藤井王位の▲4一銀に「さすがですね」とつぶやく)

△3七歩

局面は88手目△3七歩まで進み、豊島九段が懸命に手をつないでいます。▲3七同玉は△5八角成で逆転模様。しかし、控室では▲3九歩と受けに回れば後手の攻めが細いと見られています。

この局面で藤井王位は30分を超える長考。両者とも残り時間は1時間を切りました。

豊島九段

▲7四歩

時刻は16時を回りました。盤上は藤井王位が厳しい攻めで優位に立っています。

図の▲7四歩に△同金は▲7二銀があるため、実戦は豊島九段が△7二金と引きましたが、控室の木村九段は「9九の竜が働いていないので、先手よしの差が広がっていると思います」と見解を述べました。

▲7四歩までの消費時間は▲藤井王位6時間22分、△豊島九段6時間58分です。

藤井王位

祥雲閣では、15時から武市七段と北村女流初段による現地の大盤解説会が始まっています。

祥雲閣
(会場は先ほどの指導将棋教室と同じ、浪漫の部屋)

大盤解説会

武市三郎七段
(解説の武市三郎七段)

立会人登場
(15時30分、ゲストで立会人の木村九段が登場)

木村九段
(登壇して「地元の方ってどれぐらいいますかね?」と確認)

北村桂香女流初段
(聞き手の北村桂香女流初段)

大盤解説会
(1日目を振り返りながら「▲4七玉はいい手でした」とコメント)

木村九段

15時になり、対局者に午後のおやつが用意されました。2日目午後のおやつは藤井王位がアイスティーのみ。豊島九段は季節のフルーツとグレープフルーツジュースです。

アイスティー
(藤井王位はアイスティーのみ。器の大谷焼は徳島の伝統工芸品)

豊島九段のおやつ
(豊島九段のおやつ)

季節のフルーツ
(キウイ、シャインマスカット、赤肉メロン、パイナップル、スイカ、梨)

藍染コースター
(徳島の藍染は「阿波藍」とも呼ばれる)