2024年7月 7日 (日)

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戦型は相掛かりに決まりました。渡辺明九段が用意してきた進行だと控室ではいわれていましたが、藤井聡王位は長考を挟んで空中戦に持ち込んでいます。
△5五飛に対して▲3四飛は、後に▲7五歩~▲8六飛と転回できなくなります。実戦は数手進んで下図のように。

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Img_5487(初手▲2六歩を着手する渡辺明九段)

Img_5536(長丁場となった本局。両対局者におにぎりの軽食が用意された。具は南高梅と、加熱した愛知県産の絹姫サーモン)

Img_5511(左から、齊藤裕也四段、宮嶋健太四段)

おふたりは昼過ぎから検討に参加していました。
それぞれ、千日手局の印象、指し直し局の流れ、を簡潔に述べていただきました。

「▲4六歩と打ちましたが、あの流れだと藤井聡王位も千日手を選ぶのは仕方ないのかなと思いました」(齊藤四段、藤井聡王位とは同門の兄弟子)

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「有利不利という話とは違いますが、指し直し局は渡辺明九段が用意してきた展開に進んでいると思います」(宮嶋四段)

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Img_5529(現在の継ぎ盤は、藤井猛九段、井田四段、齊藤四段が囲んでいる)

20240707_8080手目△4三金で同一局面4回となり千日手が成立しました。終局時刻は15時44分。消費時間は、▲藤井7時間10分、△渡辺5時間50分。指し直し局は手番を入れ替え、30分後の16時14分に開始されます。
千日手成立時点で残り時間が1時間を切っている場合は、ちょうど1時間になるように調整がなされます。本局は藤井王位の残りが50分だったため、10分を加算。渡辺九段にも同じ時間が足されます。指し直し局の持ち時間は、▲渡辺2時間20分、△藤井1時間で指されることになりました。