切り札は実るか 竜を追われ、藤井聡王位は△4六竜と切り飛ばしました。以下▲同歩△3六角▲4八玉△6九角成と進みましたが、そのとき先手玉に詰めろはかかっていないといいます。ギリギリの変化ではありますが、決着が近づいてきたようです。 (継ぎ盤検討どおりであれば、切り札は届かない。渡辺明九段の勝ちが近いようだ)
絡みつく攻め 継ぎ盤では△4六同角▲同銀△3二玉に、▲6四桂△6三角▲5二角(変化図)の絡みつきがうるさいとの検討が進められていました。 その変化を避けるためか、実戦は▲4六銀打に対して△8六歩と戦線を広げています。 (いよいよ終盤戦が見えてきたか。渡辺明九段の残り時間もさほど多くはない)
両者、残り30分を切る 残り時間が少なくなり、着手のペースも上がってきました。残り時間は▲渡辺明29分、△藤井聡9分。また継ぎ盤前では「思ったよりも難しい」と、藤井猛九段や勝又七段が話しています。 (夜戦に突入している)
検討の一例 継ぎ盤では図から▲3七桂△2四飛▲7五歩△1五歩▲8六飛△8三歩に対して、シンプルに▲同馬△同銀▲同飛成と踏み込む変化が並べられました。以下△7一金▲7二銀△2八角と攻め合うのは、▲4九金(変化図)でしのげないか、という論調です。 実戦は44手目△3三桂から、▲3七桂に△2六飛と上に逃げています。 (形勢難解な中盤戦、藤井聡王位は残り16分)