２日目もABEMAで動画中継があります。解説は広瀬章人八段、門倉啓太五段、聞き手は伊藤沙恵女流名人、飯野愛女流初段です。

【お～いお茶杯第63期王位戦七番勝負 第五局２日目 藤井聡太王位 対 豊島将之九段】

https://abema.tv/channels/shogi/slots/AUDzg8YJMXM3VZ

おはようございます。２日目のスケジュールは以下の通りです。

９時　対局開始
12時30分　昼食休憩
13時30分　対局再開
14時　大盤解説会開始（申し込みは締め切られています）

おやつは10時と15時に出されます。

（２日目の平田寺。昨晩は雨が降った。１日目は朝から暑かったが今日は比較的涼しい）

以上で本日の中継を終了します。明日は９時に封じ手が開封され指し継がれます。

18時、この局面で藤井王位が次の手を封じました。60手目の消費時間は１時間13分。通計の消費時間は▲豊島３時間21分、△藤井４時間８分。明日６日の９時に封じ手が開封されます。

封じ手の予想は以下の通りです。
青野九段＝△６二玉
千葉七段＝△８一飛
宮原三段＝△８六歩

17時の局面です。この▲５五歩では▲３五歩や▲４二歩と攻める手も考えられました。豊島九段はうまくいかないと見たようです。この▲５五歩に対しては△８一飛が有力という見解でした。

（▲５五歩に△８一飛▲２七角△８六歩▲同銀△５八角を並べる。先手側に座る千葉七段は「そうはいかんざきかあ。いかんざきってなんでしたっけ。言ってはみたけども……正体不明」）

（△８一飛には▲４八金が有力とのこと。千葉七段は「▲４八金とはなあ……さっき▲３五歩と突いたからなあ。リレー将棋ですよ」）

（自然豊かな牧之原市。控室に思わぬ来客が）

１日目は控室もゆったりとしたムードです。近年では一気に手が進んで決着するのではということもありましたが、本局は戦いこそ始まったものの形勢はほぼ互角。これからの戦いです。継ぎ盤による検討もあまり行われていません。

（午前中に青野九段が色紙に揮毫しているところを撮影）

（森下九段）

（千葉七段。これらは明日の大盤解説会のプレゼント用のもの）

（続いて封じ手用紙。こちらは午後に撮影した）

（封じ手用紙は２通作られる。１通は立会人が預かり、もう１通は平田寺が保管する）