お~いお茶杯第63期王位戦七番勝負第2局
1日目 朝の様子
1日目のABEMA中継
本局はABEMAで中継されます。解説者は村中秀史七段・西田拓也五段、聞き手は本田小百合女流三段・室谷由紀女流三段です。
【お~いお茶杯第63期王位戦七番勝負 第二局1日目 藤井聡太王位 対 豊島将之九段】
https://abema.tv/channels/shogi/slots/AvHE7vqcamtThq
1日目のスケジュール
記者会見
対局検分のあとに、記者会見がそれぞれ行われました。
定山渓温泉での王位戦開催は、1962年に行われた第3期王位戦七番勝負第4局・大山康晴王位-花村元司八段戦以来、60年ぶりです(肩書・段位はいずれも当時)。両対局者は取材陣の前で熱戦を誓いました。
(藤井王位。「(第2局に向けて)第1局の反省を踏まえて、いい内容の将棋を指したいです。60年ぶりということで、当時の対局に負けないような熱戦にできればと思います」。)
(豊島九段。「(宿泊部屋は)リラックスできそうで、(対局室は)緑に囲まれて、素晴らしい場所を用意していただきました」。)
本日の更新は以上で終了となります。明日の対局は9時開始です。お楽しみに。
対局検分
(16時30分前、検分が始まった。盤、駒、駒台は日本将棋連盟北海道支部連合会が所蔵しているもの。駒は2種類が用意され、立会人の深浦九段から藤井王位に渡された)
(駒はどちらもタイトル戦で使用されたことがある。藤井王位が豊島九段にどちらが好みかを尋ねたところ、豊島はどちらでもと答えた)
(本局で使用されることになった、如水作・関根名人書の駒。寄贈者の新井田基信さんはアマ強豪で、北海道将棋連盟常務理事で事務局長を務めた。第51期王位の広瀬章人八段が幼少期に教わったことでも知られる)
(木村文俊作・木村義雄名人書。文俊師は木村義雄十四世名人の弟にあたる。初代北海道将棋連盟理事長の故・佐々木治夫氏が第1回大山康晴賞を受賞した記念の逸品だ)
初めての対局場でしたが、両者ともに問題なく、10分ほどで検分は終了しました。