お~いお茶杯第63期王位戦七番勝負第2局
1日目 昼食休憩時の対局室
1日目 昼食注文
1日目 昼食休憩
▲1五香に豊島九段が2時間5分使って、12時30分になり昼食休憩に入りました。消費時間は▲藤井王位25分、△豊島2時間九段35分。対局は13時30分に再開されます。昼食は両者「古川ポーク~ミートソースパスタと焚火グリルサラダ~」、豊島九段はお~いお茶を1本注文しました。
戦型は角換わりで、すでに勝負どころ
戦型は角換わりになりました。▲4五桂は前例のある仕掛けで、1日目の午前からスピーディーに進んでいます。以下△2二銀▲3五歩△同歩と進んで、藤井王位が前例とは違う手を指します。
△3五同歩に☗2四歩と突いた前例は、昨年9月に藤井王位が先手を持って日本シリーズJTプロ公式戦・千田翔太七段戦と指しています。その対局は☗2四歩☖4四歩☗7五歩☖同歩☗2三歩成☖同銀☗7四歩と先手が猛攻し、先手の藤井王位が制しています。
本局は▲1五歩と変化しました。以下▲1五歩△同歩▲2四歩△4四歩▲7五歩△同歩▲1五香と進み、豊島九段が手を止めています。
▲1五香は△同香に▲7四歩と打つ狙いです。桂を取れば、▲3四桂と打てます。これは▲2三歩成を決めていないのが生きます。
「△1五同香と取ると思いますが、▲7四歩にどう応じるかは手が広いです。もう勝負どころですよ」と中村太七段。▲1五香が着手されたのは10時24分で、時刻は11時44分を過ぎましたが、豊島九段は考え続けています。
1日目 午前のおやつ
1日目午前のおやつは、藤井王位が「かっぽん ベリー・ピスターシュ」と「アイスコーヒー」、豊島九段が「フルーツ盛り合わせ」です。
「かっぽん ベリー・ピスターシュ」は、北海道内各地にホテルを展開中の人気ホテル鶴雅グループのパティシエが作る、定山渓のゆるキャラ「かっぽん」の形をした特製スイーツです。今回の王位戦のために用意され、今後の販売は検討中です。
(「かっぽん ベリー・ピスターシュ」。ピスタチオのムースがベリー系のジェレ、フレッシュなイチゴを包む。外のタルトは桶。「かっぽん」の由来は、川岸に流れ着いたで桶で遊んでいると「かっぽ~ん」という大きな音と共に身体がはまって抜けなくなったこと。温泉が大好きな「かっぽん」は、「これは温泉に入るのにとっても便利だぽん!」と桶にマイタオルを常備して温泉三昧の毎日を送っている。
https://jozankei.jp/kappon/)