第61期王位戦七番勝負第3局 Feed

2020年8月 4日 (火)

中の坊瑞苑の1階には「旬彩 猪名野」、そして地下1階には2017年にオープンした「猪名野茶房」があります。猪名野茶房は静かな雰囲気で甘味を楽しめる極上の空間です。

Img_5543(1階「旬彩 猪名野」の入り口)

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Img_5556(地下1階の猪名野茶房)

Img_5549(少し明るさを落とした落ち着いた雰囲気)
Img_5554(テラス席では外の緑を楽しめる)

2020080437藤井棋聖は▲1六歩△1四歩の交換を見て、▲1七香と上がりました。控室の淡路九段と都成六段は、現局面で(1)△2二玉と(2)△8五歩を予想しています。
淡路九段は「長考しそうやねえ。(封じ手まで)あと4手か5手しか進まないかもしれんなあ」とつぶやきました。
Img_5702(モニターを眺めて口頭で検討する、淡路九段と都成六段)

15時、おやつの時間です。木村王位は冷やしぜんざいとパインジュース、藤井棋聖はフルーツ盛り合わせとアイスレモンティーです。

Img_5694(木村王位の注文)
Img_5700(フルーツの盛り合わせは、キウイやピーチパイン、イチジク、マスカットなどをあしらう)

202008043514時45分頃の局面です。藤井棋聖は△7三銀と上がった手に対して、68分の長考で▲1六歩と突き、間合いを図りました。最近のタイトル戦は1日目から戦いが起こることが多かったですが、本局は重厚な序盤戦が続いています。

Img_5514(両者が本局のために揮毫した色紙)

創業は明治元年。有馬温泉街の中央に位置する有数の老舗旅館です。豊かな緑に囲まれ、泉質が特にいいとされる有馬の良質な天神泉源より引く金泉(赤湯)でリラックスできます。
2017年にリニューアル工事をして、新たに14席の鉄板カウンターと3室の焙窯焼き個室を配する「シェフズルーム」と、茶師・酢田恭行氏が監修したこだわりの日本茶と、出来立ての甘味を提供する「猪名野茶房」も同時オープンしました。
過去には多くのタイトル戦が戦われており、特に王位戦では常宿です。
Img_5300(正面玄関。京都妙心寺の管長を務められた山田無文老師の書)
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Img_5352(池には多くの鯉が泳ぐ)

Img_5345(外に出ると緑が広がる)

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【中の坊瑞苑】
https://www.zuien.jp/