第61期王位戦七番勝負第3局 Feed

2020年8月 4日 (火)

Img_5721(封じ手の18時から13分考えて、木村王位が封じた)

Img_5740(封じ手の封筒を藤井棋聖に渡す)

Img_5756(封がなされていることを確認して署名)

Img_5766(淡路立会人に封筒を手渡す)

Img_5780(駒をかたづけて)

Img_5796(1日目が終了した)


以上で第3局1日目のブログ更新を終了します。
対局は明日、9時から封じ手を開封して再開します。
勝負の行方はどうなるのか、明日も目が離せません。

前局に引き続き、本局も封じ手は3通用意されます。被災地に寄付するチャリティー販売目的で、後日詳細が発表予定です。
都成六段は本局が初の副立会人で、封じ手封筒の記入も初めて。緊張した面持ちでした。

Img_5566(淡路九段は「何ごとも経験やから」と、都成六段に対局場と対局者の欄の記入を託す)
Img_5572(前例を見ながら、記入方法をチェック)

Img_5606_2(緊張しながらの記入だった)

Img_5611(無事、完成!)

2020080444木村王位が△4二角と引いた局面です。(1)▲4二同角成△同玉となると、先手は△4九角の隙があるため、対応に悩むことになりそうです。(2)▲6八角と交換を避けても△2四歩と打たれると、次の△2三銀で後手陣が銀冠になり、形がよさそうです。
しかし、控室の都成六段は「この辺りはほんのジャブ程度。本格的な戦いはもっと先になるのではないか」と予想しています。

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Img_5708(継ぎ盤で見解を示す都成六段)

藤井棋聖の史上最年少タイトル保持記録を記念して、日本将棋連盟は新たにオリジナルリングノートを発売します。
関西将棋会館では8月7日(金)、東京販売部では8月8日(土)から販売予定です。
Img_5682(都成六段は藤井棋聖と同じポーズを決める)
Img_5684(中は罫線もない無地。サイン集めなどに最適)
Img_5688(将棋世界最新号も販売中。表紙は藤井棋聖)

2020080440木村王位は端攻めを警戒して、△2二銀と備えました。控室では「指しづらそうな一手」として触れられていました。淡路九段は▲2四歩△同歩▲同角のとき、後手の手が悩ましいと話します。▲2四同角以下の一例として、△3三桂▲6八角△2六歩▲2八飛△4五桂▲4六歩△3七桂成▲同銀△2五桂▲2六銀△1七桂成▲同銀(変化図)を示して、先手十分との形勢判断をしています。
2020080455Img_5638(木村王位の構想に注目が集まる)