16時頃の対局室 図は後手の木村九段が、5四の飛車を△8四飛と移動させたところです。後手は△6四銀から△5四角と打つ組み立てで指しているように見えます。 (写真は図の△8四飛に羽生九段が考えているところ)
後手の狙いは桂頭攻めか 図は△7三銀と木村九段が銀を繰り出していった局面です。後手の狙い筋だけいえば、△6四銀~△2四飛~△5四角で、△7六歩を狙う感じでしょうか。△7四歩から駒がぶつかって、局面が動き出しました。 (朝の対局室の様子)
長考の応酬 木村九段が再開後に△8二歩と打った手に対して、羽生九段は42分の考慮で▲3八金としたのが図の局面。▲3八金に木村九段が40分以上使って、長考の応酬になっています。ジリジリと神経の使う戦いになっています。 (▲3八金に木村九段は何を指すのだろうか)
渡部愛女流王位来訪 自身の対局を終えた渡部愛女流王位が控室を訪れました。 (モバイル中継を見ながら、本局の進行を確認しています) 渡部愛女流王位に里見香奈女流四冠が挑む第30期女流王位戦五番勝負。第4局は6月13日(木)徳島県徳島市「ホテルクレメント徳島」で行われます。