第60期王位戦七番勝負第7局 Feed

2019年9月25日 (水)

20190925a図は9時40分頃の局面。戦型は角換わりになりました。ここまでは先月末の今期王位戦七番勝負第5局や今月初めの第32期竜王戦挑戦者決定三番勝負第3局と同じ進行です(先後も同じ)。豊島王位も木村九段も、まださして時間を使うことなく、早いペースで指し進めています。

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Dsc_66521 (定刻になり、塚田立会人の発声で対局開始)

Dsc_66551 (豊島王位の初手は▲2六歩)

Dsc_66601 (木村九段も△8四歩と飛車先を突いて返す。気合の籠った手つきで、駒音も高かった)

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Dsc_65881 (記録係の滝口二段が準備を進めている)

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Dsc_65831 (豊島王位の盆)

Dsc_65801 (木村九段の盆)

Dsc_65991 (塚田立会人ははじめとする関係者らもスタンバイ)

Dsc_66011 (8時49分、木村九段が入室)

Dsc_66081 (直後に豊島王位も入室した)

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Dsc_66221_2 (2連覇を目指す豊島将之王位)

Dsc_66271(木村一基九段。勝てば史上最年長・46歳3ヶ月での初タイトルだ)

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Dsc_66371 (豊島王位の振り歩先で振り駒が行われる。結果は歩が4枚で、豊島王位の先手と決まった)

おはようございます。1日目のスケジュールは以下の通りです。

■1日目のスケジュール
9:00      対局開始
10:00      午前のおやつ
12:30~13:30  昼食休憩
15:00      午後のおやつ
18:00      封じ手

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2019年9月24日 (火)

18時から、ホテル1階の「梅林」で関係者のみでの夕食会が開かれました。

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Dsc_65281(初めに中日新聞社取締役・東京本社代表の菅沼堅吾氏からあいさつがあった)

「豊島王位にとっては初のタイトル防衛戦、木村九段にとっては初のタイトルが懸かっております。弊社社長の大島が、第1局の前夜祭のときに『究極の矛と盾』の対決に例えたのですが、これまでの6局を振り返ると、まさにその言葉通りの熱戦だと思います。お二人にとっては非常に大変な戦いですが、見るほうからすると、こんなぜいたくな時間をいたただきまして、心より感謝を申し上げたいと思います」

Dsc_65321 (日本将棋連盟のあいさつは、常務理事の鈴木大介九段から)

「対局者のお二人は、勝ちに勝ちまくっているので、対局過多ではあるんですが、今日はリラックスしていただいて、明日の対局に備えていただければと思います。明日から泣いても笑っても最後の一局。雌雄を決する一局が始まります。豊島王位は今回初防衛戦ということですが、ここ2年くらい勝ちまくっていて、対する木村九段は千駄ヶ谷の受け師、中年の星として、最終局まで王位戦を盛り上げてきました。それがファンの心を打って、注目を浴びる王位戦になったと思います。私としても、将棋連盟としても、この一局を大いに盛り上げていきたいと思いますので、明日からの二日間はよろしくお願いいたします」

Dsc_65381 (乾杯の発声は、立会人の塚田九段)

以下は夕食会で出された料理です。

Dsc_65421 (胡麻豆腐)

Dsc_65441 (土瓶蒸し 松茸・鱧・鶏肉・銀杏・三つ葉)

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Dsc_65511 (八寸 小松菜のお浸し・秋刀魚笹巻き寿司・ミニトマト柿見立て・甘鯛幽庵焼・もろこしゼリー・すすき牛蒡・二点串)

Dsc_65561 (蒸し鮑と大黒本黒しめじ)

Dsc_65621 (釜揚げしらすとあおさの掻揚)

Dsc_65641 (じゃこ御飯)

Dsc_65731 (杏仁豆腐)

本日の更新は以上で終了です。

検分後の両対局者は、豊島王位、木村九段の順で主催の東京新聞と中継班による共同インタビューに応じました。

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Dsc_65131 (ここまでの6局は内容は押され気味、と豊島王位。これで最後なので、悔いのないように指したいと話していた)

Dsc_65181 (木村九段。ファンの方の応援に支えられている部分もかなり大きい、明日からの対局も自分なりに一生懸命頑張りたいと語った)

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