図は△３三桂に▲６五歩と位を取った局面。豊島王位は、△３三桂と跳ねた手で残り１時間を切っていますが、この局面でも時間を使っています。一方、木村九段は３時間以上も時間を残しています。

（木村九段が先に戻り、棋譜を確認していた）

（再開後も引き続き、木村九段が考えていた）

（手番の木村九段側から見た盤面）

昼食の注文は、豊島王位が「ビーフカレー、レモンティー」、木村九段が１日目に続いて「三色丼（うに、かに、いくら）、オレンジジュース」を頼みました。（豊島王位の昼食）

（木村九段の昼食）

図は58手目△１四歩まで。ここで２日目の昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲木村４時間15分、△豊島６時間37分。対局は13時30分再開です。

11時23分頃、ついに豊島王位の手が動きました。△７七歩は１時間53分の考慮。残り時間は▲木村４時間47分、△豊島１時間25分となりました。第１局とは対照的に、豊島王位の長考が目立ちます。