第57期王位戦七番勝負第3局 Feed

2016年8月10日 (水)
2016年8月 9日 (火)


日時
8月10日(水)15時30分開場、16時開演

会場
旭川市大雪クリスタルホール音楽堂

解説者
野月浩貴七段

聞き手
中井広恵女流六段

入場無料(定員500人)。お楽しみ抽選会あり

対局場の扇松園では解説は行われません。

本日のブログ更新は以上です。明日の王位戦第3局2日目をお楽しみに。  
 

Dsc_0363 (仕切りの向こうでは羽生王位が封じ手を行っている。対局室で待つ木村八段と塚田九段)

Dsc_0371 (封じ手に割印のサインをする木村八段)

Dsc_0385 (立会人の塚田九段に封じ手を手渡す羽生王位)

Dsc_0389(駒が片付けられて、1日目が終了した)
 

20160809a

18時となり、この局面で羽生が52分使って次の手を封じた。
ここまでの消費時間は▲羽生3時間39分、△木村3時間57分。

<封じ手予想>
【塚田九段(立会人)=▲7七桂】
以下△1九角成に▲6五桂と跳ねて、1九の馬が遊んでいるうちに攻めてみたい。△6四歩と桂取りに突かれますが、7筋に歩も打てますので。先手は最後に▲4五桂が決め手になるように指したいです。

【野月七段(副立会人)=▲4六角】
▲7七桂や▲7三歩はうまくいかないと見て、自然な▲4六角を予想します。▲7七桂は△1九角成▲6五桂に△6四歩で後続が難しいと思います。▲7三歩△同銀▲9五角の筋も、いまいち自信が持てません。消去法で▲4六角とします。

【中井女流六段(現地大盤解説聞き手)=▲4六角】
前例で負けている側が同じ手を指してくると何かあるのではと気になります。しかし、封じ手予想は素直に前例で先手が勝った▲4六角にします。

【斎藤六段(Twitter解説)=▲4六角】
▲4六角で、やや先手持ちというところです。お二人の研究どおりなのかどうか、考慮中にどこまで考えられているのか、など明日は朝から注目です。