広瀬八段の振り歩先で行われた振り駒は「歩」が３枚。先手は広瀬八段に決まった。

（八雲）

広瀬八段は９時46分頃入室。観戦記を担当する小池大志さんと談笑していた。

爽やかな笑顔を見せていた。

53分頃、千田四段が入室。対局室の空気が引き締まる。

広瀬八段が駒を取りだして対局準備が始まった。

本局は北海道新聞・東京新聞・中日新聞・神戸新聞・徳島新聞・西日本新聞の各紙上において、女流王位戦五番勝負の掲載後に小池大志さんによる観戦記が掲載されます。詳しくはそちらも合わせてご覧ください。

（八雲）

第55期王位戦挑戦者決定リーグは、５月12日（月）に最終の５回戦が一斉対局で行われ、白組リーグは木村一基八段が４勝１敗で優勝。そして紅組リーグはプレーオフにもつれこみました。紅組優勝を懸けた戦いに臨むのは、広瀬章人八段と千田翔太四段です。
広瀬八段は勝てば王位を獲得した第51期以来の挑戦者決定戦出場、プロデビュー２年目の千田四段は初の挑戦者決定戦出場となります。

対局は５月16日（金）、東京・将棋会館（特別対局室）にて10時開始。持ち時間は各４時間、先後は振り駒で決定します。

紅組リーグの最終結果。４勝１敗で広瀬八段、千田四段が並んだ。
※表の段位はリーグ開始時のもの

本局の中継は、棋譜・コメントを銀杏、ブログを八雲が担当いたします。
どうぞよろしくお願いいたします。