昼食休憩 12時10分、図の局面で千田四段が28分使って昼食休憩に入りました。消費時間は▲広瀬40分、△千田1時間11分。昼食の注文は千田四段が「親子丼」(ほそ島や)、広瀬八段は注文ありません。対局は13時に再開します。 親子丼(ほそ島や)。(八雲)
序盤の狙い 図は11時25分頃の局面。△4四歩と角道を止めた後手は、金銀を盛り上げて矢倉のようなじっくりした展開を目指している気配です。対して▲6八玉と上がっている先手は、玉を堅く囲うことは難しいため、早い動きを目指すものと思われます。互いの狙いがぶつかって、早くも緊張感が漂っています。 11時頃の将棋会館。初夏の日差しがまぶしい。(八雲)
千田四段、独特の構想 オーソドックスな手順で横歩取りに進んだ本局ですが、早くも千田四段が独特の構想を見せています。図の4手前から後手の手順だけ振り返ると、△8二飛~△5二金~△6二銀となります。一般的な横歩取りではまず見られない駒組み。千田四段の意欲的な構想に注目が集まります。(八雲)
対局開始の様子 広瀬八段の初手は▲7六歩。 2手目△8四歩が多かった千田四段だが、今日は△3四歩と応じた。 腕組みをして「そう来ましたか」といった雰囲気。 広瀬八段はさして時間を使わずに▲2六歩を着手。(八雲)
戦型は横歩取りに 図は対局開始から15分ほど経過した局面。戦型は横歩取りに進んでいます。千田四段がオーソドックスな手順で横歩取りに誘導するのはプロデビュー以来初めてです。 千田四段は、大一番の命運を横歩取りに託した。(八雲)