対局の様子 本局は連続静止画で対局室の模様をお伝えしています。また北海道新聞社の特設サイトでは本局に関する記事が公開されています。ぜひご覧ください。 (静止画中継より羽生王位) (同じく、藤井九段) (牛蒡)
斬新な出だし 図は角交換振り飛車でもなく、居玉で駒組みを進める藤井システムでもなく、ましてや角道を止める旧来の四間飛車でもありません。 Twitter解説の平藤七段は「斬新な出だし」と評しています。 「斬新な出だしになりました。お互い角をいつでも交換できるので模様取りに神経をつかいます。10手目△8四歩に▲6六歩なら馴染みの形に戻るのですが」(平藤七段) (午前10時、両対局者にホットコーヒーが出された) (牛蒡)
戦型は先手四間飛車 藤井九段の作戦は角道オープン型の四間飛車でした。第1局の千日手局は後手・角交換振り飛車、指し直し局は先手・藤井システム、図の局面で▲2二角成とすれば本局は先手・角交換振り飛車となります。 しかし藤井九段の選択は図から▲3八玉。以下△3二玉に▲2二角成は△同玉があるので、藤井九段はしばらく角を交換せずに戦う構想と思われます。 (花びしホテルの中庭)(牛蒡)