藤井九段は18手目△8四飛を見て角交換を決断しました。8手目△3二玉に▲2二角成は△同玉があると書きましたが、ここで△同玉は▲7四歩が気になる筋です。△7四同飛は▲8三角、△7四同歩は▲5五角や▲6六角があります。
本譜、羽生王位は△2二同銀と取りました。このタイミングでも▲2二角成△同銀が利くというのは、角交換振り飛車にとって選択の幅を広げることになるかもしれません。
(牛蒡)
藤井九段は18手目△8四飛を見て角交換を決断しました。8手目△3二玉に▲2二角成は△同玉があると書きましたが、ここで△同玉は▲7四歩が気になる筋です。△7四同飛は▲8三角、△7四同歩は▲5五角や▲6六角があります。
本譜、羽生王位は△2二同銀と取りました。このタイミングでも▲2二角成△同銀が利くというのは、角交換振り飛車にとって選択の幅を広げることになるかもしれません。
(牛蒡)
13手目▲7五歩で先手は石田流に組み替える変化も見えてきました。本譜は図から△1四歩▲1六歩と進んで前例がなくなっていますが▲7八飛~▲7五飛とした類型もあります。序盤戦は藤井九段の飛車の動きに注目が集まりそうです。
(牛蒡)
前夜祭では屋敷九段と久津女流初段による見どころ紹介が行われました。そこなかで屋敷九段から記録係の石田直裕三段の紹介がありました。屋敷九段は「あまりプレッシャーをかけてはいけないけど」と前置きしつつ「もうすぐプロ(四段)になると思います」と石田三段にハッパを掛けていました。
(屋敷九段と久津女流初段)
(石田三段は北海道出身。現時点で第51回奨励会三段リーグのトップに立っている)
(屋敷九段の紹介後、石田三段の前に色紙を持った女性の列ができた)
(将棋魂 三段 石田直裕)
(牛蒡)