王位戦第６局を主催する西日本新聞社による対局者インタビューの動画がアップロードされました。対局前夜の決意や第５局の千日手について率直に語られており必見です。

西日本新聞の第51期王位戦特集ページ
対局前夜のインタビュー

（銀杏）

王位戦の半世紀を振り返った『盤上の攻防　将棋王位戦五十年』が８月26日に発刊されました。著者の高林譲司さんは、三社連合事務局として、長年、王位戦や女流王位戦、囲碁の天元戦を担当するベテラン記者です。深浦康市王位をはじめ、歴代王位10人の寄稿「わたしと王位戦」や、棋士の写真・エピソード満載の内容となっています。
定価は1,600円（本体価格1,524円）。全国の書店で購入できます。


（銀杏）

（立会人の中村修九段と副立会人の佐藤秀司七段が対局規定を確認）

（盤駒ともに陣屋所有のものが用意された。駒は影水師作のものと、静山師作の２組が用意され、深浦王位が影水師作錦旗書の駒（奥のほうに置かれている駒）を希望した）

（深浦王位が駒を片付ける）
（銀杏）

17時になり、検分が行われました。
西日が差し込んできたときにふすまを閉めるほかは、特に問題なく10分程度で終わりました。
本局は前夜祭はなく、関係者のみの夕食となります。


（検分の様子）

（検分時に笑顔を見せる深浦康市王位）

（広瀬章人六段）

（銀杏）

対局者、関係者が対局場の陣屋に集まりました。
検分は17時に行われます。


（陣屋の入り口に王位戦の案内が掲示されていた）

（陣屋名物の陣太鼓。以前は玄関に置かれていたが、現在は外に置かれている。来客があると太鼓を鳴らす）

（庭を流れる池。コイが泳いでいた）
（銀杏）

深浦康市王位に広瀬章人六段が挑戦する第51期王位戦七番勝負は、第５局を終えた時点で広瀬六段が３勝２敗とリード。初タイトルまで、あと１勝としています。カド番の深浦王位は厳しい状況ですが、前期は３連敗後、４連勝の大逆転防衛を果たしています。今期はどのような結末になるのか。注目の第６局は９月１・２日（水・木）に神奈川県秦野市「陣屋」で行われます。棋譜・コメントは文記者、ブログを銀杏が担当致します。王位戦第６局、終局までお楽しみ下さい。
棋譜中継ページ 
解説チャット

なお、第６局の主催社特集サイト（西日本新聞）では対局模様の動画やtwitter観戦ページも公開します。あわせてご覧下さい。

（銀杏）