（駒を並べる前に一礼）

（深浦王位が盤上に駒を広げる）

（深浦王位が王将を据える。引き締めた口元に本局の決意が表れている）

（今期王位戦も大詰めとあって、対局室は朝から厳粛な空気が流れていた）

（銀杏）

（朝から気迫みなぎる深浦王位）

（広瀬章人六段。本局に勝てば初タイトル獲得となる）

（銀杏）

定刻９時に対局が開始されました。深浦王位の初手▲７六歩から指し手が進み、広瀬六段は６手目に△４二飛と回りました。第５局の激戦を制した四間飛車です。広瀬六段はこの後に△６二玉と上がって、穴熊の気配を見せました。

（銀杏）

おはようございます。
本日の陣屋は快晴。最高気温は33度と予報され、残暑の厳しい一日となりそうです。


（対局室の『松風』の間の庭。対局者の心を穏やかにさせることだろう）

（銀杏）

中村九段に戦型予想を聞きました。
「本局は広瀬さんにとって特別な意味を持つ将棋です。当然、ここで決めたいという気持ちはあると思う。正直、どの戦型になるか分かりません。慣れている振り飛車穴熊かゴキゲン中飛車か。横歩取りもあるかもしれない。広瀬さんがどの作戦を選ぶかが楽しみです」

（銀杏）

対局前日の夕食は、関係者のみの会食でした。
ここでは、その一部を紹介します。

 
 
 
 

（夕食時に出された『初陣の誉』という冷酒。丹沢から湧き出る名水により作られ、醸造する間にモーツアルトの音楽を聴かせるのだとか。口当たりの良いお酒でした）　
 
（メニュー表）

（銀杏）