第51期王位戦七番勝負第2局 Feed

2010年7月28日 (水)

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(深浦王位の玉。王手を掛けられ、下段に落ちた)

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(広瀬六段の玉。囲いは半分崩れ、玉が露出している)

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(控え室のモニタ上。広瀬熊をつつく深浦皇帝ペンギン。局面通り、熊がかまく……もとい穴蔵から出てきている)

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対局者の昼食は、深浦王位が「鮭・イクラ丼、オレンジジュース」。広瀬六段が「ビーフカレー、ミルクティー」。

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(深浦王位の注文した鮭・イクラ丼)

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(広瀬六段の注文したビーフカレー)

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図の局面で広瀬六段が13分考え、昼食休憩に入った。ここまでの消費時間は▲深浦5時間2分、△広瀬5時間45分。図の▲6九玉について阿部四段は、「指し手が早いですね。持ち時間はまだたくさんあるので、昼食休憩を挟んだ長考になると思っていました」とコメントしている。休憩後の再開は13時30分より。

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北海道新聞社の特集サイトに、大盤解説会のお知らせがございます。大盤解説会は28日(水)に行われます。

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■第2局大盤解説会のお知らせ
島朗九段と久津知子女流初段が、勝負のポイントなどを分かりやすく解説します。開演は28日午後4時です。※開場は午後3時30分~終局まで(最長午後8時)

■解説会情報
会場:ルネッサンスサッポロホテル 地下1階「ボールルーム」
札幌市豊平区豊平4条1丁目 電話(011)821-1111
定員:200人 ※満員の場合は入場をお断りする場合があります。
【入場無料】※直接会場へお越しください
解説者:島 朗 九段
聞き手:久津知子 女流初段
※対局は非公開です。

■記念品があたる次の一手クイズ
大盤解説会場で「次の一手クイズ」を行います。正解された方には、抽選で扇子ほか記念グッズを差し上げます。

■お問い合わせ
北海道新聞社事業局「王位戦」係
電話 011-210-5731
(9:30-17:30 土日祝休み)

■主催/北海道新聞社、日本将棋連盟
■後援/北海道将棋連盟
■特別協力/ルネッサンスサッポロホテル

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図は11時15分頃の局面。深浦王位が▲9九香と端に勢力を足した手に対し、広瀬六段が玉をかわした局面。ここから▲9三香成△同歩▲3四桂までパタパタと進んだ。勝浦九段は「早いなあ。15時には終わっちゃうんじゃないの? もっと考えてよ」と、カメラの向こうの対局者に語りかける。「でも、最近の将棋は激しくなってからが長いですから」と返すのは島九段。
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▲3四桂は飛角の両取りで、局面は一気に激しさを増してきた。「これはもう終盤戦だねえ」と勝浦九段。島九段が「飛車寄りますよね」と△3二飛を示す。以下▲4二桂成△3五飛▲4三成桂△5七香が進行の一例。確かにそう進めば、すでに局面は「相手玉にどれだけ早く迫れるか」というスピード争いになっている。ここまでの消費時間は▲深浦4時間28分、△広瀬5時間9分。

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(勝浦九段)

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(島九段(左)と鈴木宏彦さん(右)。鈴木さんは本局の観戦記を担当する)

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ホテルのすぐ近くを流れる豊平川。河川敷は一部が舗装されていて、運動にもよさそうだ。道をゆっくり歩いていると、犬を連れて散歩をする人や「マンモス!」と挨拶をしてくる人とすれ違った。

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(豊平川に架かる豊平橋の説明)

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(豊平橋)

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(河川敷で偶然出会ったマンモスの人)

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(カメラを向けると、「仕事に戻ります。もっす!」と言い残し颯爽と去っていった)

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