（６時半頃の金沢市内。雨はあがっているが、厚い雲に覆われている。写真左下が金沢駅のもてなしドームと鼓門）

（８時すぎ、控え室から見える庭。日が差し込んでいた）

（翔）

おはようございます。第１局は本日９時より再開されます。

（翔）

（駒を片づける深浦王位）

（駒は数えながら片づける）

（駒を片づけたあと、また一礼。これで正式に１日目が終了）

（深浦王位が席を立ったあと、広瀬六段は扇子で仰ぎながら棋譜用紙を見る）

谷川九段「和服、いいじゃないですか。胸のところだけちょっとアレですけど、いいですよ」。
広瀬六段も「そうですか」と笑顔を見せた。

（翔）

（対局室に戻ってきた深浦康市王位）

（広瀬六段、初めての封じ手へのサイン入れを行う）

（深浦王位が谷川九段に封じ手を渡して１日目が終了）

（谷川九段が「お疲れさまでした」と言い、一同、礼）

（翔）

（18時すぎ。深浦王位の封じ手記入を待つ谷川九段、広瀬六段ら。庭は照明がともされていた）

（封じ手記入を待つ広瀬章人六段）

（慣れない服装で、胸のあたりが少しはだけてしまった）

（翔）

左図の局面で封じ手時刻の18時となり、手番の深浦王位がすぐに封じる意思を示しました。深浦王位は52手目に26分考えています。
消費時間は▲広瀬３時間40分、△深浦３時間52分。明日の朝は９時に封じ手が開封されます。

チャット解説の永瀬拓矢四段「１日目の総評は、広瀬六段が自然な指しまわしでリードを奪った感があります。ただ封じ手次第では形勢はまだわかりません。封じ手は悩ましいですね。粘りの指しまわしで△７四飛を封じ手と予想します。狙いはシンプルに拠点を消す事で、局面が若干苦しいと思うので辛抱するかなと思います」

（翔）