挑戦者決定リーグは、紅白それぞれ6人ずつに分かれており、各組の1位が挑戦者決定戦に進みます。また、リーグに残留できるのは各組2位まで。3位以下の計8人は来期予選からの出場となります。
優勝者、残留者はリーグ戦の成績で決定します。4勝1敗の1位が複数人出た場合は後日プレーオフ。3勝2敗が複数人出た場合は、リーグ上での直接対決の結果を優先し、それでも同じ場合は前期の王位戦の成績を優先します。
【紅組】
| 氏名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 勝数 | 負数 | 
| 渡辺明九段 | ● 大橋  | 
■ 佐々大  | 
■ 佐々勇  | 
■ 丸山  | 
■ 八代  | 
0 | 5 | 
| 佐々木大地七段 | ○ 八代  | 
□ 渡辺明  | 
● 大橋  | 
● 佐々勇  | 
丸山  | 
2 | 2 | 
| 八代弥七段 | ● 佐々大  | 
○ 佐々勇  | 
● 丸山  | 
○ 大橋  | 
□ 渡辺明  | 
3 | 2 | 
| 大橋貴洸七段 | ○ 渡辺明  | 
○ 丸山  | 
○ 佐々大  | 
● 八代  | 
佐々勇  | 
3 | 1 | 
| 佐々木勇気八段 | ○ 丸山  | 
● 八代  | 
□ 渡辺明  | 
○ 佐々大  | 
大橋  | 
3 | 1 | 
| 丸山忠久九段 | ● 佐々勇  | 
● 大橋  | 
○ 八代  | 
□ 渡辺明  | 
佐々大  | 
2 | 2 | 
紅組は、佐々木勇気八段と大橋貴洸七段が3勝1敗で並んでおり、本日の▲大橋-△佐々木勇戦の勝者が優勝となります。2位については、本日不戦勝の八代弥七段と、佐々木勇-大橋戦の敗者、丸山-佐々木大戦の勝者の3人が3勝2敗で並ぶことになり、以下の4つのケースが考えられます。
 ・佐々木大七段、八代七段、大橋七段の3人が3勝2敗
 ・佐々木大七段、八代七段、佐々木勇八段の3人が3勝2敗
 ・八代七段、大橋七段、丸山九段の3人が3勝2敗
 ・八代七段、佐々木勇八段、丸山九段の3人が3勝2敗
これら4つのケースすべて3者の直接対決は1勝1敗となります(例:佐々木大七段、八代七段、大橋七段の3人が3勝2敗で並んだ場合、リーグの直接対決は、佐々木大○-●八代、八代○-●大橋、大橋○-●佐々木大)。
前期の王位戦の成績は、佐々木大七段がリーグ残留>八代七段が予選決勝で敗退>丸山九段、佐々木勇八段、大橋七段が予選初戦で敗退のため、まとめると「▲佐々木大-△丸山戦で、佐々木勝ちなら佐々木大七段が残留。丸山勝ちなら八代七段が残留」です(渡辺明九段、丸山九段はリーグ陥落が決まっています)。
【白組】
| 氏名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 勝数 | 負数 | 
| 斎藤慎太郎八段 | ● 杉本和  | 
○ 羽生  | 
● 永瀬  | 
○ 都成  | 
古賀  | 
2 | 2 | 
| 羽生善治九段 | ○ 都成  | 
● 斎藤慎  | 
● 古賀  | 
● 永瀬  | 
杉本和  | 
1 | 3 | 
| 永瀬拓矢九段 | ○ 古賀  | 
○ 杉本和  | 
○ 斎藤慎  | 
○ 羽生  | 
都成  | 
4 | 0 | 
| 都成竜馬七段 | ● 羽生  | 
● 古賀  | 
● 杉本和  | 
● 斎藤慎  | 
永瀬  | 
0 | 4 | 
| 杉本和陽六段 | ○ 斎藤慎  | 
● 永瀬  | 
○ 都成  | 
● 古賀  | 
羽生  | 
2 | 2 | 
| 古賀悠聖六段 | ● 永瀬  | 
○ 都成  | 
○ 羽生  | 
○ 杉本和  | 
斎藤慎  | 
3 | 1 | 
白組は、永瀬拓矢九段が4連勝で単独首位。すでにリーグの残留が確定し、勝てば優勝が決まります。唯一追いつく可能性があるのは古賀悠聖六段で、古賀六段が敗れても永瀬九段が優勝です。永瀬九段が敗れ、古賀六段が勝った場合は、両者4勝1敗で後日プレーオフとなります。また、古賀六段は勝つと2位以上が確定し、ほかの4者はリーグ陥落となります。
古賀六段が敗れた場合は、(1)斎藤慎太郎八段と古賀六段の2人が3勝2敗、(2)斎藤慎八段、古賀六段、杉本和陽六段の3人が3勝2敗で並ぶ、2つのケースが考えられます。(1)は直接対決の結果、(2)は3者の直接対決が1勝1敗になるため、前期の王位戦でリーグ残留だった斎藤八段が上位となります。以上をまとめると「▲古賀-△斎藤慎戦の勝者がリーグ残留」です(羽生九段、都成七段、杉本和六段はリーグ陥落が決まっています)。
