2024年7月 5日 (金)

前夜祭(3)

【対局への意気込み】

Img_4106(藤井聡太王位)

「対局場の徳川園は私の自宅からも比較的近いところですが、これまで行く機会がなく、初めて伺いました。対局室から見える庭園の景色も素晴らしく、徳川美術館に収蔵されている将棋盤なども見学させていただきました。本当に見入ってしまうような素晴らしいもので、対局に向けて気持ちを高めることができたかなと思っています。明日から2日間の対局になりますけど、長い持ち時間での戦いなので、一手一手しっかり読みを入れて、皆さまに楽しんでもらえるような将棋をお見せしたいと思います。今回の対局にあたって、おやつを市内の各店からたくさんご用意していただきました。投票で選考もあったと思うんですけど、私も何が選ばれるかドキドキしながら見ていました。こちらも明日からの対局で楽しみにしております」

Img_4224(挑戦者の渡辺明九段)

「タイトル戦は1年ぶり。明日からの対局も大勢の方に見ていただけるかと思いますので、精いっぱい、頑張らなくてはいけないなと思っています。私は王位戦七番勝負に初めて出場するので7月、8月に着る和服はあんまり持っていなかったんですけど。(会場から笑い声が聞こえると)いや、今笑うところじゃない(笑)。それで、今回は7月、8月に着るような和服をいくつか買いました。明日はどれが届くか自分では把握していないんですけど、それを明朝に開けて、楽しみながら明日はやりたいなと思います。よろしくお願いします」

Img_4229(明日からの対局に向けて、ここで両対局者は退場。深い一礼で、大勢の将棋ファンたちに拍手で見送られた)

【地元開幕の王位戦は「気合の入る棋戦」 藤井聡太七冠、前夜祭で意気込み|中日新聞】
https://www.chunichi.co.jp/article/923473

以降は現地参加者のみのプログラムが続きました。

(書き起こし=玉響、撮影=虹)

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本日のブログ更新は以上となります。
対局1日目は6日(土)9時から開始します。どうぞお楽しみに。