【両対局者の意気込み】
(藤井聡太王位)
「中の坊瑞苑さんで対局させていただくのは4回目になるのですが、本当に素晴らしい対局場で、毎年楽しみにしております。有馬温泉の名湯で疲れを癒やしながら、明日から2日間の対局に集中して臨めればと思っています。先週の第1局では序盤からペースを握られてしまって、なかなか苦しい時間の長い将棋だったのかなと感じています。その反省点を踏まえて、時間の使い方も含めて、よりよい将棋にしていけるように、明日からの対局を皆さまに楽しんでいただけるように精一杯頑張りたいと思います」
(佐々木大地七段)
「前夜祭も含めて3泊される方がいらっしゃると聞き、非常にありがたいことだと感じています。神戸にくるのは小学生以来、10年振りぐらいになるかと思います。そのときは大阪で将棋大会がありまして、神戸に住んでいる親戚の家に春休みを利用して1週間ほど滞在しました。水族館にいったり、甲子園で高校野球を観戦したり、とても臨場感を味わえるところで印象に残っています。王位戦と馴染み深い中の坊瑞苑さんでの対局ということで、料理や温泉のほか、チラッと見えたお庭がきれいだと感じました。第1局で封じ手や2日制というものを経験しまして、反省する所作もありましたがそこを見直して、将棋のほうでも形勢判断の差が出てしまったのでそこも改善して、よりよい対局にできればと思います。苦しいスタートにはなりますけれども、熱戦にできるように精一杯頑張ります」
【藤井王位「よりよい将棋を」佐々木七段「甘さを改善」 前夜祭で両対局者が抱負 将棋王位戦、13日神戸で第2局|神戸新聞社YouTube】
https://www.youtube.com/watch?v=_yaG-ui3uE8