佐々木七段の工夫 横歩取りになった本局は、スローペースで進んでいます。控室では上図の△2二銀が佐々木七段の工夫と言われており、代えて△8六歩▲同歩△同飛の交換なら▲3六歩と突く「青野流」が予想されました。本譜、佐々木七段は1歩交換を保留し、3四の飛車を目標に動いていくようです。 実戦はその後、角交換になり、下図の22手目△3三桂まで進みました。