2021年8月
2021年8月24日 (火)
渭水苑
本局の舞台である渭水苑は、個人の邸宅として建てられた日本家屋を料亭に改装したものです。「渭水」とは水の集まる都のことをいい、水が集まるように人が集い、栄えることを願って名がつけられました。約1000坪の日本庭園を眺めながら、四季折々の旬の素材を使った懐石料理を味わえます。
第44回「将棋の日」では、日本将棋連盟から「団体の部」の感謝状が送られています。
(正面玄関)
(玄関には将棋連盟からの感謝状と記念品が飾ってある)
(関係者控室から見える庭園)
(池には優雅に鯉が泳ぐ)
【渭水苑】
住所:徳島県徳島市沖浜東1-54
電話:088-626-0080












藤井王位の長考が続きます。△5二金の局面から進むことなく12時30分になり、昼食休憩に入りました。上図で藤井王位は1時間59分考え、消費時間は▲藤井2時間8分、△豊島54分となりました。昼食は、藤井王位が天ぷらうどん。豊島竜王が松花堂弁当。対局再開は13時30分です。


控室では深浦九段、武市七段、清水市代女流七段、本田女流三段による検討が行われています。上図から▲7四歩△6六角▲同歩△3三桂▲2六飛△8五飛▲3五歩が、変化の一例として示されました。以下、△8七角は▲7七桂△7八角成▲同玉△8七歩成▲同銀△6七金▲8八玉(変化図)で、後手の攻めは切れ模様です。検討陣は「後手の△5二金は持久戦を目指したのではないか。激しい戦いはしないように見える」との見解を示しています。

