2021年5月24日 (月)

後手の堅陣を崩せるか

2021052467△4四歩と桂取りに打たれ、▲3三歩から交換を迫りました。変化の一例として、上図から△3三同桂▲同桂成△同金右▲3五銀△同銀▲同角が考えられます。先手の駒がさばけますが、歩の価値の高い相矢倉戦で後手の3歩得に収まり、囲いも金銀3枚の堅陣を維持されます。
先手は桂を渡すと△8四桂からの端攻めを気にする必要もでてくるため、先手だけに利がある交換とはならないようです。

Img_1346(羽生九段は軽く桂を跳ねて攻めていく)