我が道を行く 木村九段の鎖鎌銀に、豊島王位は角交換から△2二銀と上がり、目標になりそうな角を交換する順で対抗。ただ、それでも木村九段は我が道を行くとばかりに▲2五銀と、2筋に銀を出ました。以下△3三銀に▲7七銀と進めた局面が下図で11時39分の局面。木村九段は棒銀で銀をさばく権利を得ており、阪口六段は「先手を持ちたいですけど」と述べて継ぎ盤の前に座りました。 (継ぎ盤で先手側に座った阪口六段)