2019年7月 2日 (火)

前夜祭4

両対局者は、地元の子どもたちから花束の贈呈を受けたあと、第1局に向けての意気込みを語りました。

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Dsc_1650(左から木村九段、野村櫂さん、長澤魁さん、豊島王位)

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「私は愛知県一宮市の出身でして、今回の名古屋での対局を楽しみにしていました。先ほど対局場のか茂免さまに検分でうかがわせていただいたのですが、名古屋の中心部に風情のある場所があるんだと驚き、素晴らしい環境を用意していただいて感謝しています。今シリーズの相手の木村九段は大先輩ですし、防衛戦という感じはしないのですが、私の攻めがどれだけ通用するかというところが大事になってくるかなと思います。まだ愛知での対局で勝ったことがないので、今回こそ皆さまにいいところを見せたい気持ちはありますが、焦らず冷静に指していけたらと思います」(豊島王位)

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「関係各位の皆さまには、大変快適な対局場をご用意していただきました。お礼申し上げます。豊島王位は隙のない相手ではありますが、人間でもありますし、このシリーズを通して隙のようなものを見つけられればと思います。王位戦には毎回、悔いのないようにと思って臨んでいるのですが、終わってみれば悔いだらけです。今回こそ悔いの残らないよう戦いたいと思います」(木村九段)