初防衛への道 (履物を脱ぎ、対局室に入る。後ろ姿にタイトルホルダーとしての風格を感じさせる) (席に着き、身支度を終えると、すぐに瞑想に入る。何を思い何を感じただろうか) (突如、カッと目を見開いた) (腕時計のネジをしっかりと巻く。初防衛までの時は刻まれているだろうか) (その自信を胸に、いま、道を駆け上がる)