2018年8月

2018年8月 2日 (木)

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20180802_kanso7 (感想戦は20時47分ごろ終了)

20180802_kanso8 (菅井王位は感想戦後にAbemaTVとニコニコ生放送でコメントした)

20180802_kanso9 (ニコニコ生放送では、放送のコメントを見ながらユーザーの質問に答えた)

20180802_syukyoku1 (終局直後の菅井王位。力を振り絞っての勝利)
菅井王位「序盤はちょっと仕方ないと思って指していました。(銀香交換になったが)▲5三歩に△同金(56手目)は考えていませんでした。形勢判断がわからなかったですし、終盤は勝ちを何回か逃したと思いながら指していました。△3九銀に▲2九金(119手目)としたあたりから、ちょっとわからなかったです」

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20180802_syukyoku4 (敗れた豊島棋聖)
豊島棋聖「△6四歩(48手目)のところは手が広かったと思いますが、この手がまずかったかもしれません。封じ手の局面は自信がありませんでした。本譜は銀香交換なので自信はまったくないですが、いちばん頑張れるかと思いました。△5二金打(84手目)のあたりでもう少し頑張れる手があったかもしれません。あそこは手が広かったと思います。終盤で端攻めしたところは、はっきりまずくなっていると思いました。もしかしたら何かあるかもと思って考えていましたが、ずっと負けていると思います」

20180802_syukyoku5 (局面を振り返りながら質問に答える)

801_157王位戦第3局は菅井王位が157手で勝ち、シリーズ成績を2勝1敗としました。終局時刻は19時23分。消費時間は、▲菅井7時間55分、△豊島7時間59分(持ち時間は各8時間)。第4局は8月22・23日(水・木)に福岡県福岡市「ホテル日航福岡」で行われます。


20180802n図は145手目▲4三銀成の局面。変化で後手玉が詰む手順があったため、先手怪しいの雰囲気がありましたが、図まで至ると、先手が残しているようです。
△4三同銀は▲3一銀以下詰み、△4三同馬も▲6六角がぴったりした攻めです。

20180802_ooban11 (19時10分ごろの大盤解説会)

20180802l図は126手目△1九飛の局面。豊島棋聖が勝負勝負と攻める順を選びました。しかし、高見叡王や屋敷九段、中座七段の検討で、図から▲1八歩△1六歩▲同玉△2八銀不成に▲4一とから後手玉が詰んでいるのではないかといわれていました。手順は△2二玉▲2三金△同銀▲同香成△同玉▲2四銀△同玉▲3六桂△3三玉▲2五桂△3二玉▲4二と△同金▲2三銀(参考図)から後手玉を追い回すもの。ただ、長手数の詰みです。

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菅井王位は▲1八金。「これは怪しいのでは」という空気が流れています。菅井王位はうなったり、大きく息をついたりしています。

20180802_hikaesitu10_2 (18時50分ごろの控室)