2018年8月

2018年8月21日 (火)

11_2 佐藤康光・公益社団法人日本将棋連盟会長は自身初のタイトル戦登場が王位戦で、当時20歳の平成2年(1990年)だったこと、その年に豊島棋聖が生まれ、その2年後に菅井王位が生まれたことに触れ、「時がたつのをよく実感している」と語りました。ここまでの3局は終盤までどちらが勝つか分からない内容で、新時代にふさわしいと述べています。

12 (佐藤康光・公益社団法人日本将棋連盟会長)

16 (深浦立会人)

14 (中田功副立会人。2日目にある大盤解説会の解説も務める)

 

15_2 (大盤解説会での聞き手を務める、安食総子女流初段)

17 (記録係を務める清水初段)

(書き起こし=飛龍記者、写真=潤)

Photo_58 天本俊明・福岡市経済観光文化局理事による高島宗一郎・福岡市長挨拶代読では、将棋をはじめとする文化活動は市民生活を豊かにし、その都市の個性と魅力の向上につながることを説明。福岡市では市民がさまざまな分野の文化芸術に親しむ環境づくりを進めている点について述べました。

Photo_60 (挨拶を聞く水町みゆ女流2級。前夜祭開始前に深浦立会人と談笑していたうちのひとりで、地元、福岡市出身だ)

Photo_61 (もうひとりは武富礼衣女流初段。九州は佐賀県出身である)

Photo_62 唐池恒二・九州旅客鉄道株式会社代表取締役会長執行役員は自身が将棋ファンであり、実際に指す愛好者である点を語りました。両対局者について、20代であること、4月生まれであること、「棋士イケメンランキングに必ず登場する」とそれぞれ共通点を挙げています。

10_3 (上記挨拶での「棋士イケメンランキングに必ず登場する」という話に、表情を崩す菅井王位)

(書き起こし=飛龍記者、写真=潤)

 

 

18時から、2日目の大盤解説会場でもある天神スカイホールで前夜祭が行われました。

Photo_53 (前夜祭開始前、会場前の椅子に腰掛けて談笑する深浦康市立会人と女性2人。さて誰でしょうか?解答は後ほど)

Photo_54 (18時、前夜祭が始まった)

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Photo_56 柴田建哉・株式会社西日本新聞社代表取締役社長は将棋ブームに触れ、今月5日(日)に福岡市で将棋日本シリーズとともに行われたテーブルマークこども大会では参加者数が1100人に達したこと、過去最高を毎年更新していることについて述べていました。

Photo_57 (挨拶を聞く深浦立会人、中田功副立会人、清水航初段、安食総子女流初段)

(書き起こし=飛龍記者、写真=潤)

検分が17時10分に終わり、すぐに記念の揮毫に移りました。

11 (菅井王位が揮毫中、豊島棋聖は主催紙インタビューに応じていた)

Photo_49 (駒を入れる木箱の蓋の裏に揮毫する菅井王位)

Photo_50 (落款を押す手に力が入る)

Photo_51 (続いて豊島棋聖が和紙に揮毫)

Photo_52 (豊島棋聖が揮毫を終えると、両対局者は前夜祭会場へと向かった)

Photo_45 (菅井王位は1種類ずつ駒を並べていた)

Photo_46 (こちらは豊島棋聖)

Photo_47 (菅井王位が笑顔を見せた理由は・・・・・・)

Photo_48 (なんと玉が3枚! ただしこれは元々は双玉用として作り始めたものを、王も加えたことで2枚の玉、1枚の王となったとのこと。菅井王位がこの駒を気に入り、明日からの対局で用いられることとなった)

10 (記録机の後ろの襖を開けると、外の様子が鮮明に。「この状態がいいです」と菅井王位がリクエストして、襖は開けられた形で対局は行われることとなった)

ホテルにチェックインした両対局者は、その後、住吉神社を観光。ホテルに戻ったのは17時前で、到着後すぐに検分が開始されました。

Photo_39 (対局時だけでなく、検分のときも入室が早い菅井王位)

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Photo_42 (両立会人が入室後、興味深そうに駒に身を乗り出す菅井王位)

Photo_43 (17時すぎ、豊島棋聖が入室。検分が開始された)

Photo_44 (駒の感触を確かめる豊島棋聖)