竜が舞う (2日目の朝、気合の入った表情で入室する菅井七段) (対局開始40分前だが、瞑想して集中に入っている。これが菅井七段のスタイルだ) (傍に置かれた黒の信玄袋が、白の羽織をひときわ引き立たせる) (5分ほどして、ふと目を見開いた) (記録係に布を借りて、盤や駒台を磨く。これも菅井七段の対局前のルーティーンだ) (2つの駒台を磨き終えると、今度は盤を磨きはじめた) (去来する思いはなんだろうか) (王者の来訪を静かに待つ。いま、竜が舞う)
10時30分ごろの局面 図は10時30分ごろの局面。2日目に入ってから1時間30分ほどで、10手以上進んでいます。控室では今泉四段を中心に、西川慶副立会人と菅井七段の弟弟子である奨励会三段の2人が検討を行っています。 (10時30分ごろの控室) (西川慶副立会人) (菅井七段の弟弟子である桝田悠介三段(右)と出口若武三段。桝田三段は淡路市に隣接する洲本市の出身)
百段苑(2) (ピンクの花びらを持つ菊の花が咲いていた) (「エキナセア」という名のキク科の花で、北アメリカが原産地とのことだ) (百段苑の資料が掲げられていた) (百段苑を降り終えると、右後方にウェスティンホテル淡路を見上げる形となった。ただ、手前の建物はなんだろうか……。中に入ることにした) (なんと建物の中は神聖な場所だった) (真正面から見た教会。両対局者は対局前日、陰のあたりの位置に立ち、主催紙の撮影に応じていた) (真下から見上げた百段苑)
今泉健司四段が来訪 10時前、控室に今泉健司四段が来訪しました。今泉四段は菅井七段と親交が深く、菅井七段のことをとてもよく知る棋士でもあります。 (10時前、控室い今泉健司四段が来訪した) (今泉四段は「封じ手の局面は菅井君ペースかなと見ていたんですけど、検討してみると難しそうです」と感想を述べた) (心を癒してくれる今泉スマイルが見られた)
2日目午前のおやつ 10時になって、2日目の午前のおやつが両対局者に出されました。羽生王位は自家製ケーキ(シュークリーム)とホットコーヒー、菅井七段はフルーツ盛り合わせとアイスコーヒーをそれぞれ注文しています。 (羽生王位が注文した2日目午前のおやつ) (自家製ケーキは淡路放し飼いたまごのシュークリーム) (ホットコーヒー) (菅井七段が注文した2日目午前のおやつ) (キウイフルーツ、マンゴー、イチジク) (巨峰、スイカ)
2日目開始直後の控室 (封じ手開封を終えた森けい立会人が控室に戻った) (封じ手について関係者と雑談中に笑顔が見られた) (ハサミの入れられた封筒と封じ手用紙を森けい立会人が見せてくれた) (羽生王位が赤ペンで△5七桂成をマークと譜号で示した封じ手用紙。マークだけでは成か不成か分からないところだ)