後手番連勝中 通算勝率が7割を超える菅井七段は、この王位戦でも棋戦成績26勝8敗と高い勝率(0.765)を維持しています。さらにこの棋戦成績を先後で分けると、先手番が9勝6敗(勝率0.600、千日手2)であるのに対し、後手番は17勝2敗(勝率0.894)、現在14連勝中と圧倒的な強さを誇ります。番勝負は1局ごとに先後を入れ替えますが、菅井七段がこの後手番の連勝を伸ばせるか、というのも見どころのひとつです(表中の肩書、段位は対局時のもの)。
2日目開始まで(3) (立会人の石田九段の合図で1日目の棋譜が読み上げられる) (29手目▲5六歩の局面) (石田九段が封じ手の封筒にハサミを入れる) (「封じ手は△5六同歩です」の言葉のあと、菅井七段が着手) (改めて一礼し、2日目の対局が始まった)