2017年7月

2017年7月 6日 (木)

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(昼食休憩時の対局室)

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(手番の菅井七段側から見た盤面)

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(本局で使用されている盤は、樹齢約650年の日向の榧で作られたもの。厚さは7寸2分)

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(外は天気が回復し、昨日に比べて御在所岳の緑が濃く見える)

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12時30分、図の▲5九飛の局面で菅井七段の考慮時間が14分を記録して昼食休憩に入りましたた。ここまでの消費時間は▲羽生王位5時間35分、△菅井七段5時間10分。 昼食の注文は羽生王位が幕の内弁当、菅井七段が天ぷらそば。対局は13時30分に再開します。

◆御在所ロープウェイ◆
湯の山温泉から鈴鹿山脈の主峰の御在所岳の山頂を結ぶロープウェイ。残念ながら点検工事のため、来週7月13日(木)までは運転休止中です。

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◆蛙石の大黒天◆
御在所ロープウェイから温泉街のほうに向かって細い道を下るとある大黒さま。夢のお告げがきっかけで、蛙石と呼ばれる岩のほとりに造られたそうです。

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◆涙橋◆
湯女(ゆな)が湯治客と涙を流して別れを惜しんだことから名付けられた橋です。

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※写真はすべて昨日撮影したものです。

時刻は11時30分を回りました。控室では、居飛車穴熊に組めて「先手不満なし」と見られていましたが、図の△5四飛が、次の△4五歩▲同歩△同金の攻めを見ており、ここで先手の指す手が難しいとも言われています。△5四飛までの消費時間は▲羽生王位4時間36分、△菅井七段4時間52分と、ほとんど差はありません。

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(「菅井君の指し方は独特だねぇ」と石田和九段)

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(杉本昌七段と甲斐女流五段は、このあと14時から大盤解説会を担当する)