詰将棋 明日の現地大盤解説会用に、田中寅九段が詰将棋色紙を作成しています。 (色紙を書く田中寅九段) (完成した作品を松尾八段が解く。右手の中指で読みを確認しているだろうか) (松尾八段がいちばん手こずったという作品がこちら)
じっくりとした展開 図は11時20分ごろの局面。じっくりとした展開です。前例は30局を超え、羽生王位は今期棋戦戦五番勝負で先手番を、木村八段も同じ時期の順位戦で後手番を経験しています。木村八段は当時、図で△2三銀としましたが、△7四歩や△7七同角成も同じくらい実戦例の多い手です。 (木村草太さんは両対局者の揮毫扇子を持参していた)
王位戦の陣屋対局 王将戦の「陣屋事件」で知られる陣屋ですが、王位戦も数多く指されています。第55期王位戦も羽生王位と木村八段で、第6局(木村勝ち)と第7局(羽生勝ち)が指されています。それ以前の第7局陣屋対局となると、羽生王位は第52期(広瀬章人王位に勝って奪取)、木村八段は第50期(深浦康市王位に敗れて奪取ならず)があります。 (陣屋のロビー。対局写真や色紙が飾れらている) (第50期王位戦第6局の封じ手用紙) (第52期王位戦第7局の写真)
1日目午前の控室 控室では田中寅九段、松尾八段、憲法学者で首都大学東京教授の木村草太さんが、第6局までの棋譜を並べています。木村草太さんの観戦コラムが後日、北海道新聞に掲載される予定です。 (控室の様子。テレビモニターで盤面と部屋の様子を見ることができる) (木村草太さん)