2015年8月27日 (木)

終局直後(インタビュー)

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―一局を振り返っていかがだったでしょうか。

うーん…。△6五歩(44手目)と仕掛けていって積極的に動いたつもりだったんですけど、玉頭の反撃が思いの外きつくて、封じ手のところはちょっと失敗してしまったと思っていました。

―▲3五桂(81手目)と攻められたあたりはいかがでしたか。

そうですね、ずっと辛抱しないといけない将棋になってしまったのかなと。受けにまわって、という感じでした。

―そのあと後手玉が寄らなくなって、急所の見えにくい将棋になりました。

竜も押さえ込まれてしまったので、ちょっと足りないかなと思って指していたんですけど、具体的にはちょっとまだ。

―どのあたりで好転したと思いましたか。

△5二飛(114手目)とまわったところは結構おもしろくなったんじゃないかと思いました。

―4勝1敗で防衛となりました。シリーズを振り返っていかがでしたか。

そうですね。苦しい将棋も多かったですし、第3局もひどいミスで色々反省するところが多いシリーズだった気がします。

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―一局を振り返っていかがでしたか。

途中は優勢を意識していたんですが、攻め急いでしまって。もうちょっとじっくり指すべきだったかもしれません。

―具体的にどのあたりですか。

▲2五桂(75手目)を跳ばないで、ええ。いや、いけるかなと思ったんですが、ちょっと読み抜けが一箇所あって、そのあと後悔しました。

―そのあとも終盤、複雑だったと思うのですが。

ちょっと、うーん…足りないかなと思っていて。頑張ってぎりぎりの勝負かなという感じでした。

―シリーズを振り返ってください。

課題もたくさん見えたというか、今の実力ならしょうがないかな、ということです。