▲2六歩△8四歩の出だしで、このまま▲2五歩△8五歩と飛車先を伸ばし合う進行ならば相掛かりが濃厚でしたが、本譜は△8四歩以下、▲7六歩△3二金と進みました。図は10時20分頃、23手目▲6八玉までの局面。角換わりに進みました。所司七段によると2手前の▲3六歩が若干早いとのことです。
■Twitter解説■
所司和晴七段>▲3六歩は若干早いです。普通は▲4七銀と上がって腰掛け銀を目指すのが多いです。狙い筋としては▲3八銀型のまま▲3七桂と跳ね、▲2五歩△3三銀▲4五桂と急戦にいく含みがあります。