歓談では両対局者の笑顔が見られました。会場には地元愛知県出身、杉本昌隆七段と中澤沙耶女流1級の師弟の姿も。料理は三河湾で穫れた海の幸を中心に、味噌だれのかかったフライなど、愛知県の特色が出たものも並んでいました。
(名古屋市出身の杉本七段)
(中澤女流1級は杉本門下。一宮市出身)
■歓迎の言葉
旬景浪漫 銀波荘 大浦武夫 会長
何回か将棋のタイトル戦をお引き受けしておりますけれども、対局はやっぱり大変だなと思います。以前二十数年前に羽生さんが対局で来られたときに、女将が聞いたそうですが、羽生さんが対局で「6キロやせました」とおっしゃったそうです。対局にいかに大変な労力がいるかと、しみじみ思いました。どうか両先生方には意見を言っていただいて、元気になったところで、名棋譜を残していただければと思います。今日はお足元の悪い中たくさんの方にお越しいただきまして、まことにありがとうございます。どうぞお時間の許す限り、ごゆっくりとご観戦いただければと思います。