▲２一角に△６九銀と打ちましたが。▲３二角成が厳しいと言われています。△同玉と取るのは詰みなので後手は取れません。しかし、飛車を無条件で取られては厳しいです。急転直下、関係者が終局に備えて慌ただしく動き出しました。

（紋蛇）

△４二玉と顔面受けしたところで、消費時間は▲羽生５時間44分、△木村７時間37分。木村八段の残り時間は30分を切っています。

（紋蛇）

勝又六段、佐藤紳六段は大盤解説会へ。控室には青野照市九段、藤倉勇樹五段が来訪し、検討に加わっています。

（青野照市九段）

（藤倉勇樹五段）

（控室にある掛け軸。故・原田泰夫九段の「堂々と勝ち　堂々と負ける」）

（紋蛇）

木村八段は、先手玉からはがした金を自陣に埋めました。銀の両取りがかかっていますが、先手玉は堅いので、ここで攻めをつなげることができれば寄せが見えてきます。

（紋蛇）

数多くの将棋、囲碁のタイトル戦が行われてきた陣屋。館内には数多くの写真や貴重品が飾られています。

（ロビーの一角に飾られている品々）

（升田幸三実力制第四代名人）

（陣屋と言えば、もちろん「陣屋事件」）

（陣屋で行われた対局は、将棋の写真集に多く収められている）

（羽生王位と木村八段の色紙）

（第50期王位戦七番勝負第６局、▲木村八段－△深浦康市王位の封じ手用紙）

（廊下にも武具や写真が飾られている）

（第31期王位戦七番勝負第６局、谷川浩司王位－佐藤康光五段）

（第52期王位戦七番勝負第７局、広瀬章人王位－羽生善治二冠戦。勝った羽生が王位を奪取し、タイトル通算獲得数が80期に。大山康晴十五世名人の持つ記録に並んだ）

第52期王位戦七番勝負第7局（9月12、13日）、広瀬章人王位対羽生善治二冠は棋譜と中継ブログを王位戦中継サイトでご覧になれます。ぜひリンクをクリックしてください。

（紋蛇）

（羽生王位のチョコレートケーキとホットレモンティー）

（木村八段のホットコーヒーのブラックと和菓子）

（和菓子はねりきりだ）

（紋蛇）