中村修九段は後手持ち 14時2分、木村八段は3分の考慮で△4九飛と打ちました。 ▲4一角と打たれる手を消して攻防によく利いています。 この局面で中村修九段は後手持ちの見解を示しています。 理由は、 ・後手の飛車二枚で挟撃体制ができていること ・先手からの早い攻めがないこと ・5五金が攻防に働いていること をあげています。 中村修九段は「ここで何かうまい手をひねりだしたいなあ」と話します。 羽生王位は39分の考慮で▲8三角と打って、▲7四角成から辛抱する展開を選びました。 (野辺)