立会人の小林健二九段、副立会人(大盤解説会担当)の武市三郎六段、大盤解説会の聞き手を務める室田伊緒女流初段に封じ手予想を聞きました。
小林健九段「▲4八飛と▲3四歩の2択ですが▲4八飛が本命です。羽生さんは分かりやすいところで封じ手にしますから。▲4八飛△4四歩と進めてから封じ手にすると手が難しくなります」
武市六段「▲4八飛の方が含みが広いですかね。▲3四歩△同銀▲4八飛と進めると、後手に含みが多くなりそうです」
室田女流初段「私も▲4八飛だと思います」
と3人の意見は一致しました。Twitter解説の窪田義行六段は▲3四歩と予想しました。
▲4八飛は4六歩を守る手。▲3四歩は当たりになっている歩を取る手。どちらも自然な発想の指し手で、いずれかが羽生王位の封じ手と考えられます。
(銀杏)
2013年8月27日 (火)