（大盤解説会は「渭水祥雲閣」の２階ＩＲＯＲＩで行われる）

（「渭水苑」から見た「渭水祥雲閣」）

（吟）

（大盤解説会が行われる「渭水祥雲閣」で11時から武市六段と室田女流初段による将棋教室が開催されている）

（「定跡だけじゃ面白くないね。今度は詰みをやろうか。どこが弱点かな？」指導には定評のある武市六段）

（吟）

（武市六段が勝負所と語る局面。羽生王位はしばらく席を外していたが対局室へ戻ってきた）

（行方八段は口もとへ右手を持っていき難しい表情だ）

（吟）

▲２八角と羽生王位が自陣角を放った。武市六段が控室で話していた手だ。
▲２八角に△７四歩▲５八金右と継ぎ盤に並び「金を上がったほうがいいんですか。居飛車の感覚がよく分からなくて」と室田女流初段。室田女流初段は振り飛車党だ。「いやいや、金を上がったほうがいいかよく分からないんだけど、お互いにいい形で待ちたい。勝負所ですね。まだ中盤なのですが、いつ終盤になってもおかしくないです」と武市六段。

■Twitter解説■
北浜健介八段＞▲２八角とすれば部分的に▲３五銀は受かりませんが、すぐに決行すると△同銀▲同飛に△２六銀の反撃があります。▲３六飛は△２七銀不成、▲３九飛は△２七銀成でいずれも角が助かりません。▲２八角と打ちました。▲３五銀は先手の権利なので次は▲８八玉や▲５九金～▲６八金右など自陣を整備したいです。後手は△５二金とすると飛車の横利きがとまるので▲３五銀で困ります。△４四歩、もしくは△３三桂で動いていきたいです。(先手やや有利)

 （自陣角が放たれ、検討にも熱が入る）

（吟）

（羽生王位はホットコーヒーを注文）

（行方八段はアイスコーヒーを注文した。器はやはり大谷焼）

（徳島グランヴィリオホテルの玄関先に飾られている大谷焼）

（吟）

（３筋の歩を取り込む赤い矢印が記されている）

（吟）