△藤井猛九段-▲牧野光則四段
初手合いが白組の優勝決定戦という大一番に。四間飛車の使い手である藤井九段(左)と居飛車党の牧野四段(右)、戦型は対抗形が有力。藤井九段は前期、羽生善治名人(当時)と挑戦権を争った。2年連続の決定戦進出なるか?
△丸山忠久九段-▲村山慈明五段
二人は残留を懸けて戦う。過去の対戦は1局あり、丸山九段(左)の勝ち。居飛車党同士、後手番の丸山九段が作戦を選ぶことになりそうだ。横歩取りか、それとも一手損角換わりか。「序盤は村山に聞け」で知られる村山五段(右)の序盤作戦に注目。
▲高橋道雄九段-△日浦市郎八段
白組ベテラン同士の対局。リーグ残留の可能性はなくなっているが、勝ちを目指すのはいつもの対局と同じだ。過去の対戦成績は高橋九段(左)2勝、日浦八段(右)2勝。両者とも居飛車党で、戦型は矢倉や横歩取りが有力。
※写真は今期のリーグ戦でのもの。撮影……梅記者、牛蒡記者、八雲記者、文
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