【対局開始】広瀬王位 対局が始まってしばらく、広瀬王位は目を閉じて呼吸を整えていた。1分ほど経過した後だろうか、広瀬王位の手が伸びて歩をつかむ。初手▲7六歩を指したあと、駒が指から離れず向きが少し乱れてしまった。 (文)