(終局直後)
(先勝の広瀬章人王位がインタビューに答える)
「序盤は手探りの状況が多く、失敗したかと思っていて途中はしんどかったです。終盤はちょっと残しているかと思っていましたが際どい変化が多く、△8六歩(127手目)~△8五歩でぎりぎり詰んでいると分かったときに勝ちになったと思いました」
(敗れた羽生善治二冠)
「序盤はおとなしく指しすぎてしまい、△3五銀(32手目)が活きる展開になって先手番としては面白くなかったかもしれません。難しいと思っていましたが、△4九銀(89手目)でしびれてしまったので、違う指し方をしなくてはならなかったかもしれません。終盤は際どいけど足りないと思っていました」
(翔)