2011年7月27日 (水)

白熱の終盤戦

63_90


次に▲5五金の一手詰が見えているが、羽生は果敢に銀を放り込んでいった(上図)
一時は先手勝勢かと言われていたが、先手玉の喉元にも寄せの手がかかった。

△5八銀に代えて△5五桂は▲7七金寄でと金を外され、先手陣がすっきりしてしまう。
先に△5八銀と打って▲4八玉△5五桂とすることで、▲7七金寄には△4七桂成以下の寄せを用意している。
先手玉もかなり危険な局面となった。


(若葉)